ギリヤーク尼ケ崎

ワタクシの畏友F支部長のブログを見ていたら誠に懐かしい方が・・・。

そう、知る人ぞ知る魂の大道芸人ギリヤーク尼ケ崎その方でありました。

実はワタクシもこの方を間近に見たことがあるのです。

IMG_20170914_0001.jpg

釧路で仕事をしていた1999年。市内の幣舞橋の袂にあるMOO(ムー)とかの商業施設の広場です。

カメラ小僧のワタクシは、釧路市内や近隣の風景をアルバムにしていた時期がありました。写真はその一部。

尼ヶ崎氏は御年87歳と云うことなので、この踊りは18年前69歳くらいの時であろうか。

この踊りを見ると、単なる大道芸人と呼ぶのは失礼な云い方で、(前衛)舞踊家と云う表現の方が合っていると思う。

ワタクシがこの方を最初に見たのは、平成5年頃だったか、札幌丸井デパートの玄関前でありました。NHKの番組で取り上げらたこともあり、結構な人だかりだったのを覚えています。

赤褌一つで所狭しと踊る、と云うよりのたうち回る、突然走り出す、バケツの水を頭からかぶる、女装してピエロになる、クライマックスは大きな数珠を首から下げて母親の遺影を持ちながら踊る「念仏じょんがら」。

意味不明な踊りではあるものの、体全体から発する気迫に圧倒されるのです。そして、見る側にはこの踊りが単なるダンスではなく「祈り」であることが判ります。

ご先祖や愛する家族への祈り。無宗教の人でも、道端のお地蔵さんや神社で自然と手を合わせて祈ると云う、基本的な日本人の琴線に触れるからこそ、ここまで長く踊り続けられたのではなかろうか。

でも、F支部長のブログで拝見する限り、既に体の自由は奪われ、介助の手を借りながら演ずる姿からは、往時のエネルギッシュな面影はなく、初めて見る人には老醜をさらけ出しているとしか思えないかも知れないけれど、往時を知る人には、感動・感涙なのです。

大好きだった母への無尽の愛は、そのまま震災や大災害で亡くなった方々へ向けられているのだろうと思う。

だから、踊る・祈る。おそらく命が尽きるまで。北海道が生んだ巨人である・・・とワタクシは思う。

コメント

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No title

 さすがに、先日のギリヤーク氏はギリギリで生きている状況でした・・・
 彼の信者のような観客が彼を立たせていたように感じました。元気な頃の彼の踊りを観る事は無理ですが、彼の風貌はますます研ぎ澄まされているように感じました。

Re: No title

F支部長

尼ヶ崎氏の予定はFaceBookに出ていますので、ファンの方々はこれを見て集まるのでしょうが、偶然踊りに遭遇すると云うのは稀有なことです。評価は別れると思いますが一見の価値ありだと思います。DVDも出ているようですので往年を踊りも見れるかと思います。
気骨・信念・根性・度胸・不屈・努力・向上心etc〜はたまた愛?尼ヶ崎氏をここまで駆り立てるのは何でしょうね?
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