FC2ブログ

私の履歴書考

DSCN1261.jpg
日経新聞の文化欄に毎日載っている「私の履歴書」。

ここに登場する方々は各界で活躍した著名人。会社のシャチョーさんとか代議士センセーとか作家の方々が多いような感じです。

ほとんどは本人の成功譚が多いので、官僚とかサラリーマン経営者の書いたものはあまり読まないことにしているのであるが、先々月あたりの湯川れい子さんのお話は面白かった。

ただ、云えることはこの欄の執筆者には各界を代表するニッポンの錚々たるお歴々の方々が登場するのです。

が、しかし。この執筆者の中で過去に犯罪歴がある人が登場したことはないのではなかろうか。

田中角栄や金丸信も登場するが、いずれもロッキード事件や脱税で逮捕される以前である。

この江夏氏の場合は、覚せい剤で実刑を受けておりしかも懲役刑まで課されているのである。 

私の知る限り、かつて覚醒剤事件を起こした人物が「私の履歴書」に登場したことはなく、多くの読者も驚いているのでは無いだろうか。

江夏氏の場合、現役を引退してからの立ち居振る舞いは、サングラスを掛け巨体を揺すって歩く姿はまさにヤクザ映画を見ているようで、事件が報じられた時も「あぁ、やっぱりな。」と云う感想だったのである。

でも、私はこの日経新聞の対応(執筆者の選定)に「ノー」ではない。

今の日本では、一度失敗を犯した人が再び社会で活躍することは難しいのである。

まして、この履歴書欄には紳士淑女の類の方々が多く登場するのである。

履歴書の選定基準と云うのは判らないけれど、江夏氏は服役後、同じ過ちを犯さなかった。(多くの芸能人に見られるように覚醒剤の再犯率は高いのに。)

それと、犯した過ちを償って余りあるこの人の球界における実績なのではなかろうか。

江夏氏のプロ野球界での活躍は白眉であり、70年代のオールスター戦での奪三振記録や、日本シリーズでの「江夏の21球」は伝説として語り継がれている。(私は、対近鉄戦の日本シリーズ第七戦の9回裏、一死満塁からスクイズを外した場面をテレビで見ている。)

wikiで調べてみると野球界でこの欄に登場したのは、王、長嶋、野村、稲尾、吉田(義男)の5人である。(大投手と云われた金田正一が入っていないのは良く判らないけれど)

野球界としては名誉なことなのではなかろうか。お堅い日経にしては粋な計らいをするものである。

コメント

Secret

プロフィール

harimao8823

Author:harimao8823
どーと云うこともない日常とほんの少しの非日常を綴るぐーたらブログ。

カレンダー
09 | 2018/10 | 11
- 1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31 - - -
最新記事
カテゴリ
月別アーカイブ
最新コメント
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

FC2カウンター
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR